テキストサイズ

そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

翌朝

目覚めて知る…恐ろしい現実。


何故に?
それは…私の部屋に柴多と高橋さんが寝っ転がってるからです!


「あぁ…昨日、高橋さんが変な事言うからだ…。」


昨日、高橋さんの話を聞き終わった後、各々結構飲んじゃって酉善を出たら


「よっし!もう一軒だぁ!」


「嫌だよ!私、明日早番だから帰るから!」


「え~!柴多さんは?」


「俺…遅番だけど…。」


「じゃあ、これから宮脇ちゃんの家で二次会決まり~!」


「え!!」
「なっ!」


「どうする柴ちゃん?」


ニヤリと笑う高橋さんに


「俺も行きます!」


乗せられた柴多!


「ちょっと、これでお開きだってばぁ!」


私の言葉を無視して、二人はズカズカと私のアパートに向かった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ