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「おはようございます！昨日はどうも！」


「あははは〜！活躍したのは南野さんじゃぁ〜ん！カッコ良かったよ〜！」


ニカっと笑う宮脇さんは、長い髪を靡かせて爽やかだ。


東さんを助け様としたり、西垣さんのストーカー撃退に一躍かったりと、なかなか男前だな！


東さんは頬を赤らめながら、お淑やかに宮脇さんにお辞儀をして挨拶をする。


「おはよう…ございます…」


「私と西垣さん飲みすぎちゃって、ごめんね〜！東っちは大丈夫？」


「はい…私は大丈夫です」


おおおお〜！
こんな一言も恥じらいがあるなんて！
なんて可愛らしんだぁぁぁ〜！


東さんにベタ惚れの俺は、きっと東さんが箸と一緒に転がっていても可愛いと思うに違いない。


昨日と今日と、なんて素晴らしい日なんだ！
このアパートに来て、一番最高の日かもしれない！


鼻息を荒くして胸に手を当て、興奮気味で眩しい太陽に目を細めていると


「皆んなぁ〜おはようにょん！宮脇ちゃ〜ん、駅まで一緒に行こう〜！」


我がアパートのプリンス高橋樹が現れた。