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そして僕等は絡み合う

第5章 南野 昴の場合

「はははぁ〜!また驚かせてしまいましたね〜!」


「す、すみません…」


自分的には前フリだったが、東さんは肩を竦めて申し訳なさそうに謝ってきた。


キュゥゥゥ〜ン!


その姿がまた愛らしくて、俺の心臓は朝から血圧が急上昇しそうになる。


「いえいえ!お気になさらず!俺の声がデカイから、いけないんすよね〜!あははははぁ〜!」


大口開けて頭を掻きなが笑うと、東さんは上目遣いでチラッと俺を見て


「いえ…そんなこと…ないです」


フッと口元を綻ばせた。


ズッキュゥゥゥゥ〜ン!!


な、なんてぇ〜可愛いんだ!
今すぐ食べたく…いやいや…
抱き締めたくなるじゃぁないかぁ〜!


東さんの一挙手一投足に、俺のハートも一喜一憂だ!

でも、それがとても幸せだと思える。

あぁ〜!
オ〜ソ〜レミィ〜オ!!
君は僕の太陽だぁ〜!


一人でラテン系な状態になっていると


「おっはよ〜!東っちぃ〜!南野さん!」


ぱっと見イケメンに見える、スレンダーな女性が現れた。

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