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そして僕等は絡み合う

第5章 南野 昴の場合

「ちゃうちゃうですか?」


「ひょぉ~ちゃうちゃうちゃうだよ~ん」


高橋さんは舌を出して揺れるチーカマの先を舐める。


何か…エロいな。


「南野さん…顔赤いですよ?」


「はっ!いやはや!てか、何がちゃうんですか?」


照れ隠しの様に慌てて高橋さんに理由を聞くと、チーカマを咥えた口元が意味深に笑っていて、心の中を見透かされた気分になった。


「人見んは、運命の人を見極め中なのね~」


二カッと笑って、人見さんを見やると


「高橋さん!」


今度は人見さんが真っ赤になった。


「運命の人…ですか…」


その言葉に、俺の胸はキュンと高鳴った。


「そそそぉ~だにょん!」


高橋さんは大きく頷くと、咥えたチーカマは上下にプルンプルンと揺れ


「高橋さんっ!」


人見さんは、らしくなく大きな声を出す。


そして…


ピンポ~ン!


「ピザをお届けに参りましたぁ~!」


ピザが届いた。

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