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何っ！
人見さんは、西垣さん狙いじゃないだって！？


失礼だけど…
人見さんはそんな背が高い方でもないから、宮脇さんとは不釣り合いな感じだ。


はっ！
もしかして…


「人見さん！恋のライバルになっても、俺は人見さんを尊敬してますし、堂々と受けて立ちます！」


ライバル宣言を言い放った瞬間…


「東さんも…狙ってませんから…」


「じゃあ?宮脇さん狙いですか！？」


「それも無いですよ」


人見さんは神妙な顔をしている。


もしかしたら…言いたくないのか…
言えない様な相手なのか…


はっ！！
ま、まさかっ！？


「高橋さんですか！？」


猪突猛進で引く事をしない俺は、アホなくらい突進してしまった。