テキストサイズ

そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

突っ込むなよ!


「そのままの意味よ…。」


「でも……多分、マヨピョンは、高橋さんみたいなのが…タイプなんだと、思ったから…。」


「え…マヨピョンが…。」


一応ホームページには、好みのタイプは
『マヨラーな人』にしてあった…。


「高橋さん…マヨラーなの?」


だったら、プレゼントのマヨネーズを喜んで差し上げてよ!


「違うよ…マヨラーじゃない…さっき聞いた。太りそうなモノ…マヨネーズとかオイルドレッシングとか使わないって。」


ガーン!


マヨネーズ要らないし、人見さんの方がマニアック情報を知ってるのが悔しい!


「じゃあ、マヨピョンのタイプじゃないじゃない!」


「…西垣さん…マヨピョンの事…詳しいの?」


ギックゥ~!


人見さんが反撃に、掛かってきた。


「今日着けてたピアス……本当にどこで手に入れたのさ?」


ピアスにまだ拘るのか…似たようなピアス何処にでも


「あれは…オーダーメイドなんだ…。世界で一点しかない…。」


売って…


売ってなぁ~いだぁ~!?!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ