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人見さんは、いつもの様に私をジッと見る…何か言うのを待ってるみたいに感じる。


確かに、普段の人見さんのモッサイ見てくれに比べたら格段にオシャレでカッコいい…でも、中身は変わらないよね。


私が、マヨピョンになったって、中身はの西垣静湖な様に…。


これだけ一流の人たちに囲まれたら、石ころだって少しは光るわよ！


「見てくれは…良くなりましたよ…。」


そんな私の可愛げない言葉に


「人見～ん、だってさ！良かったな！」


高橋さんは、人見さんを励ます。


「はい…有難うございます。」


人見さんが、はにかむ。


何で…私、ムカつく事言ったんだよ…怒らないの？


何かイライラして仕方ない。


「で、人見さんコスプレ紛いな事して、どうしたいの？高橋さんまで捲き込んで？」


私の意地悪な言葉に、人見さんは、戸惑った。


「それは……。」


また、唇を噛んでいる。


何よ！
言いたい事あるなら言いなさいよ！