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そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

「確かに!でも、一瞬でも目立てばパクりもオリジナルになるチャンスが!」


「まあ…運も実力の内な世界ですし…。そんなにお奨めなら履歴書をお預かりしておきましょうか?社長に渡しておきますので。」


「えっ!履歴書!?」


アイドルに履歴書って必要なのかな?


でも…何か切っ掛けになるかもしれない!


「解りました!履歴書用意します!」


「書けたら名刺の番号まで、連絡下さい。」


なぬっ!保科さんに直接?


「高橋さんに預けるとか…。」


すると保科さんは


「高橋はうちの商品なんで、仕事に関しては私を通して頂いて宜しいですか!」


ニッコリと微笑まれるが、妙な威圧感を感じる…。


「はい…解りました…。有難うございます…。」


この人にマヨピョンは受け入れて貰えない気がしてきたピョン…。

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