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そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

ピンポ~ン!


「宅配便でぇ~す!」


そんな声で、目が覚めた。


「あ…昨日のマヨピョンか…。」


もそもそと起き上がり、ドアを開ける。


「ここにサインを~。」
「ご苦労様で~す。」


受け取った荷物を入り口に置いた。


「はぁ~あのまま寝ちゃったか…。」


ホームページに画像アップして、見直してた記憶はある。


頭をガシガシ掻いて


「あ~腹減った…。」


荷物の中は、マヨネーズとかお菓子ばかりだし…。


高橋さんにマヨネーズ、お裾分けしちゃおっかな!


「なぁ~んてぇ~!」


最近バタバタしてたから、何もないな…コンビニに行くか…。


コンビニでバイトして、コンビニご飯…。


このままだと、行く末は腐らない遺体になるな…。


マジ、頑張らないと~!


洗顔して髪を結って、私は近くのコンビニに向かった。

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