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そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「今日は、どうもありがとうだピョ~ン!みんなぁ~愛してるっピョン!」


「マヨピョ~ン!」


その一言で、会場は一気に盛り上がる。


集まった人数は80名程度、所詮一部のマニア受けでしたかない。


ステージから人見さんも見えた。


終始後ろでジッと見ている…ノリ悪いわね。


たまにデジカメで写真は、撮ってたみたいだけど。 


「この後は、ジャンケンピョンだよ~!勝ち残った5名の人は、一緒に写真撮影しちゃうピョン!」


「うおぉぉぉ!」


低い雄叫びが、一気に響き渡る。


「じゃあ、準備してくるピョン!ちょっと待っててピョ~ン!」


「マヨピョ~ン!!!」


笑顔で手を振り、袖に下がる。


写真撮影用の衣装に着替えて、メイクを直した。


はぁ~。後少しで終る~。


帰りに駆けつけ一杯、呷って帰ろ~!

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