テキストサイズ

そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

ステージのライトや音響、諸々のセッティングは、ハウススタッフがやってくれる。


だから、イベント会場は慣れてるここをいつも使わせてもらう。


「マヨピョン、この時のライティングだけど~。」


「今回は、ここで~一気に使いたいんだけど…。」


「了解~!」


「じゃあ、一回通します。」


「宜しく!」


そして、ただピョンピョンだけ言ってる様な曲たちのリハーサルをする。


所詮素人だが、いっぱしにお金を取る訳だから、エンターテイメントとして、確立はさせたい。


ただの一部のマニア受けや自己満足で終わらせたくはなかった…。


一度キリの『西垣静湖』の人生に一花咲かせてみたいじゃないの!


やれるところまで…


行き着くところまで…


やってみようじゃないのさぁ~!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ