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そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

今日だって、それなりの集客はある…でも、誰一人として素性を知らない。


当たり前だ…寧ろ知りたくないだろう。


奴等は、夢を見させてくれれば、いいだけなんだ。


正体がバレたら、取り柄もないただの人何て、夢や希望も無い…。


そんな存在、求められてやしない…望みは、ピョンピョンと、永遠の少女であり続ける事…


いるかってぇ~の!そんな女!


大気圏外にでも、行って探せよ!


それこそ、ピポパポとか言えんじゃないの~!


…ピポパポ、言うかは知らないけど…。




何とか、イベント会場に到着して、周りを確認して中に入る。


会場スタッフさんに


「今日宜しくお願いしま~す!」


「マヨピョンね!宜しく。」


会場代だってバカにならない…どこか事務所とかに入れたらいいんだけどなぁ~。

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