テキストサイズ

そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

人見さんは相変わらず、私をジッと見詰めてくる。


もしかして…バレてる?


「あの…。」


「早く…会計して貰えますか。」


ボソボソと冷たく言い放つ。


なっ!分かってるわよ!


だいたいアンタが、ジッて見てるからでしょ~!


「畏まりました!」


マヨピョンのお尻フリフリ


『かしこまつるピョン!』 


とかだったら、鼻の下伸ばすんでしょ! 
ケッ!!


えっと~公共料金と~ん~『人見聡右』?


何て、読むんだ?


あっ!生意気にMen'sMode買うの!


あんたが買っても、仕方ないだろう!


表紙、高橋さんだぁ~!


ヤバい!
これも超カッコいいぃ~ん!


ん?このドレスの女…どっかで見たな…?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ