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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

「店長!高橋さんが明後日って言ってたんですが、何なんですか?」


「おお!宮ちゃん凄いよ!樹くんの雑誌の撮影に、宮ちゃん連れて行きたいんだってさ!こんな貴重なチャンス中々ないから、勉強させて貰いなよ!」


店長はニコニコで、言った。


「はぁ?何で私に!」


話が聞こえたのか、後ろで柴多も驚いてる。


「マジ…。」


「だってさぁ~!超最先端な人達や情報発信源の場所に立ち会える何て凄くない?」


店長の瞳は、輝いていた。


「それはそうです…行きたいですけど…。」


「だろ!」


「でも…。」


何で高橋さんからで…何で私になの?


貴重な機会で嬉しくもあるが、妙な不安も襲ってきた…。

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