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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

なっ…。
私は、固まった。


側で聞いてた柴多が、


「ちょっと!高橋さん!」


代わりに声に少し怒りが込もり、言いかけると、


「柴多さんは…どう思った~。」


「えっ…。」


今度は、柴多が固まった。


「じゃあ、宮脇ちゃん明後日ね~!」


「明後日なによ!」


意味深に笑いながら、手をヒラヒラさせて店を出てった。


「本当にアイツ、何なのかな!」


「あぁ…。」


高橋さんに視線を送り、


「…柴多どうかした?」


「いや…明後日って何かあるか店長に聞いてみたら?」


「そうだ!何の事だろ!」


私は、店長に駆け寄った。


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