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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

一時間半後には、私はすっかりメイク&ドレスアップされてしまった。


悦っちゃんは、


「宮ちゃんの顔立ちってアジンビューティー系よね~!めっちゃ化粧映えするね~!」


「そうですか…。」


出来上がった自分の顔は、誰だか解らないくらい別人に思える。


付け睫が重いよ~!


ヘアー担当の鳥羽さんが、


「宮脇ちゃん、髪結構長いよね!タッパあるから、重たい感じはしないけど!」


「はぁ…見てくれがこんななんで、せめて髪くらい女性らしくしとかないと…思って。」


「ふ~ん!もしかして女子にモテた?」


うっ…嫌な思い出…。


学生時代、バスケ部に在籍していた私は、ショートカットで、胸も変わらずなかったし…うっ、切ない。


そのせいか、やたら女子にモテてしまい、何人か告白すらされた…ちょっとトラウマ。

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