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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

ジャケットは、ベロア調で光沢を出して…ネクタイの代わりにスカーフを使ってみる。


チョイスして、イメージを悦っちゃんに伝えると


「了解~!後は、高ちゃんに着せるだけだね!今日は、私に任せて!」


「はい!?」


高橋さんが着るんだ…ドレスに合わせて…何か嫌な予感がした。


「悦っちゃんさん…ドレス着るモデルさん…着てるんですか?」


私は辺りを見回したが、それらしきモデルが見当たらない。


イメージだけで、大層にドレスを用意するとも思えない。


「いるいる~私の目の前!」


「へ!?」


本気で、キョロキョロすると


「宮ちゃん、マジボケ?」


あぁ…もしかしてもしかして…
自分を指しながら


「な、訳無いですよね!」


悦っちゃんは、


「そ!そんな訳だよ!」


ガシッと肩を掴まれる。


「嘘だぁ~!!」


「はいはい!今日は、コテコテメイクにするから、もう準備するわよ~!」


「嫌ぁ~!」


高橋めぇえ~!!
覚えてろよ!

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