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身代わり妹

第13章 敵意

「凌太先生呼んできますっ‼︎ 」

花純ちゃんの声にハッと我に返る。


「大丈夫⁉︎ 」

お腹に手を当て、叫んでいた。


ポコッ

元気な胎動が返ってきて一先ず安心する。


でも、お腹が硬い。

変に緊張しちゃったせい?

カチカチになっていて痛いよ……。



「美優ちゃん、大丈夫か⁈ 」

大山さんが私をゆっくりと抱き起こしてくれた。


「すみません、とりあえず大丈夫みたいです」

私の言葉に皆がホッとため息を吐いた。



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