
君と描き始める未来に
第11章 君との思い出
次のページをめくったところだった…
「あっ…これ…。」
「あっ!そうだ、靴下貰った時に一枚だけ一緒に撮ったんだ!」
それは、病院での写真…。
朋代さんと星叶ちゃん…靴下を持って微笑む…光花だった…。
光花…思えば、君の写真を俺は持ってなかった。
カメラを向けると恥ずがってたから、その内撮るのも諦めて光花が居ればそれでいいと思う様になっていた。
黙ってる俺に
「小田切…。」
心配そうに滝島が、声を掛けてくる。
懐かしさが胸を突いたが、静かに答える。
「靴下…こういうのだったんだな…。」
「あぁ…まだ持ってるけど見る…。」
「ん…いや、いいよ。」
アルバムを閉じようとした時…
「見たいです!靴下!」
「へっ?」
振り向くと、香織と朋代さんが後ろから覗き込んでいた。
「あっ…これ…。」
「あっ!そうだ、靴下貰った時に一枚だけ一緒に撮ったんだ!」
それは、病院での写真…。
朋代さんと星叶ちゃん…靴下を持って微笑む…光花だった…。
光花…思えば、君の写真を俺は持ってなかった。
カメラを向けると恥ずがってたから、その内撮るのも諦めて光花が居ればそれでいいと思う様になっていた。
黙ってる俺に
「小田切…。」
心配そうに滝島が、声を掛けてくる。
懐かしさが胸を突いたが、静かに答える。
「靴下…こういうのだったんだな…。」
「あぁ…まだ持ってるけど見る…。」
「ん…いや、いいよ。」
アルバムを閉じようとした時…
「見たいです!靴下!」
「へっ?」
振り向くと、香織と朋代さんが後ろから覗き込んでいた。
