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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

風呂場から出て、朝食にそのまま向かう途中、女性陣と遭遇!


途端…


「こら、志信っ!」


ペシッと、若干濡れたタオルで母さんから叩かれる。


「なっ!いきなり何だよ!」


「あんたどんだけ、ヤキモチ妬きなの!」


「はぁ~!どうゆう意味…あっ!」


「気付いた!」


香織が恥かしそうに俯いて、胸元を隠していた。


ヤバい…昨日、小さく痕付けたのを見られたんだ!


「私が、香織さん占領してんのが悔しかったんでしょ!」


「はぁ~!」


解ってるのかっ!
じゃあ、態とか!!


「そうだよ!だいたい母さんなぁ…」


「本当に辛抱ない子で、ごめんなさいねぇ~。さっさっ、朝食にしましょ!」


不完全燃焼で、置いて行かれた。


香織は何か言いたげに、目線をくれてたけど。


「志信…飯に行くか!」
「腹が減っては、なんちゃらだ!」


おやじたちが、ベシベシと背中を叩いて行った。

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