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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

翌朝

「ふ~ん…眠いぃ~。」


「おはよう~香織。二日酔いに成ってない?」


「うん…大丈夫…。また、運ばせちゃったよね…。」


上目遣いで、申し訳なさそうに眉ねを寄せる。


「大丈夫だよ。昨日の香織は、かなり面白かったよ。」


「えっ!何かした!」


ガバッと起き上がると、やっぱり浴衣が開けていた。


「きゃっ!わっ!」


「直してあげたかったけど…寝ちゃたから出来なくて。」


香織は、浴衣を直しながら


「そうなんだ!ごめんね!」


浴衣からチラリと胸元が見える…。


今夜もどうせお預けだよね…なら…


「香織…。」


「ん?わっ!志信!」


俺は香織の首筋に、顔を埋めた。

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