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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

ブッチ!


ダメだ…香織、そんな無防備におねだりしないで…。


「香織…。」


「スピ~。」


寝てる…。


散々、煽って堕ちたね…。


「はぁ~、どうしたもんかな…。」


抱き締めて寝たら、何とかなるかな…。


俺が、寝れるかな?


少し浴衣を直して、布団に寝かせると


「しの…ふ…」


「ん~?何ですか~?」


寝言に、返事をしてみる


「だい、しゅき…クゥ…。」


……俺もだよ…。


俺も、香織が大好きだよ。


でも、今は辛い…何とか堪えてるけど。


気持ち良さそうな、寝顔を見ながら


「無防備に煽った罰だからね…。」


俺は香織の唇にそっと触れて、誘惑してる胸元に、ピンクの痕を小さく残した。

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