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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

「香織…大分酔ってるみたいだけど。」


「う~ん!酔ってりゅ~!」


自覚あったか。


「香織…立てる?」


胸元に、顔を擦り付けて


「立てにゃい…。」


『にゃい…』って…。


浴衣が開けてきてるから、直してあげたいんだけど…このままだと、朝起きたら大変な事になるだろう。


抱き付いてる香織の姿は、胸元も太もも、晒すくらいな状態だ…。


酔ってなくて、母さんたちも居なかったら、とても美味しいシチュエーション…である。


はぁあぁ~。


あと一泊…早く帰りたい。


「膝立ちしよっか。」


とにかく帯を巻き直せる状態になれば、何とかなるかな。


「んん…志にょぶぅ~。」


寝ちゃったら、直せないよ!


「ん~?何~。」


「ちゅう~してぇ~。」

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