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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

こんな話を聞けたのも、旅行のお蔭だな…。


帰ったら、黎子ちゃんたちを呼んで、飛び蹴りの話を聞こうかな。


「ブイ~ン!」


携帯のバイブが響く。


香織からだ…


『お母さんたち、お腹空いたって!血の池地獄のお食事処に入る?』


お腹空いた~!
と、喚いてる、母さんを想像してしまった。 


香織ゴメン…こっちは和やかムードだったけど、そっちはかなり、珍道中だったろう。


『分かった!直ぐ行くから、そこで宜しく(。ゝ∀・)ゞ』


レスを送信して、父さんたちに


「お昼にしましょうか!女性陣が、お腹空かしてお待ちかねみたいです。」


すると二人とも、目を開いて


「温泉たまご、食べたんじゃ。」


「プリンは?あ~別腹か!」


流石、長年連れ添った夫婦だな…。


笑い合いながら、血の池地獄に向かった。

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