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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

思えば香織と出会った時から『傷の舐め合い』と言いくるめて…即日、同棲始めてからずっと側に居た。


香織が嘉之にと色々あっても、常に側に居られる強味があったから、我慢もしてきた。


何度、押し倒そうとした事やら…それを何ヵ月も耐え抜いてさぁ~!


その間、嘉之は香織を妊娠までさせようとして、それすらも香織の気持ちが解らなかったから、耐えて耐えて…本当は、嘉之をボッコボコにしたかったんだからっ!


あっ…思い出して、またムカついてきた…ん?硫黄のせいかな?


香織が俺に告白してくれた時、どんだけ嬉しかったか!


一気に枷が、外れた瞬間だったよなぁ~。


例えどんな時も、抱き締められるくらい側に居たのに!


未だに嘗て無く、断絶を食らってる!

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