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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

「志信…大丈夫か?」


おやじの声に、我に返る。


「あぁ…うん、おやじもお義父さんも気持ち悪くない?」


「俺たちは、大丈夫だよ!たまには男性だけで、羽伸ばししようじゃないか!」


バシバシと、背中を叩いてくれる。


香織のお義父さんも、俺の母さんへの嫉妬心に気付いたのか、気を使ってくれている…渡辺家の気質かな?


母さんの存在感に、二人とも影が薄いが、それなりに楽しんではいる様だ。


香織が頑張ってくれてるんだから、俺もおやじたちに楽しんで貰える様に頑張ないとな!


「有難うございます!じゃあ、男性陣だけで回っちゃいましょうか!」


「そうだね~!好き勝手、出来るしな!」


香織に、その旨をメールして、俺と父さんたちで地獄めぐりを始めた。


これも、滅多に出来る事じゃないしな…うんうん。

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