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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

「ふっん~!」


母さんたちを気にしてか、香織がモゾモゾし始める。


分かってるよ…分かってんだけど…もう少し。


自分でも、浅はかだと思う。


こんな大人気ないのも正直呆れる。


でも、この心地好さは麻薬…病み付きになって中毒になる。


それに、魔の宴会に戻りたくないとの現実逃避。


香織の舌を吸い込み、食むようにくわえる。


「は…あぁ…。」


あぁ~夜は、やっぱり甘く過ごしたかったよな…。


願望が相まって、激しく舌を絡めてしまうと


「んっ!んん~!」


ギュッと肩を掴む握力が強くなり、俺は我に返った。 

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