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不器用なタッシュ

第5章 『 好き 』?

一週間後

『明日、会える?』


『はい!大丈夫です!どこに何時に行けばいいですか!』


『19時くらいに、俺ん家で。』


『分かりました!何か買って行きますか?』


『適当で~宜しく!』


送信…。 


いきなり毎日メールとかも気恥ずかしいし、元々面倒臭がりなのもあって、一週間空けてしまった。


受賞関係で忙しいかったのは知ってるからか、香織は距離感を考えてくれてると、思っていた。 


それにしても、まだ敬語なんだ…まっ、その内慣れてくんだろな。


取り敢えず、また香織がウチに来るかと思うと、本当に付き合い始めたんだと実感して、
口元が自然と弛んでいた。


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