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不器用なタッシュ

第5章 『 好き 』?

「はははっ!なにそんな驚いてるの。」


素で、笑えた。


反応が、面白い!


コンビニ袋を2つぶら下げてる俺に、香織は気を使って


「荷物半分持ちますよ。」


と、言われたが…


「大丈夫だよ。」


「でも…。」


「じゃあ、こっちお菓子だから。」


アルコールとお菓子に分けて袋詰めして貰ったけど、紙袋に入っていたアレは、自分の方に移して、香織に渡すと不思議そうな顔していた。


軽くても…ちょっと、持たせたくないし…。


良心の呵責もあるが…欲望が勝る。


「因みにどこに行くんですか~?」


それは…


「俺ん家…。」


「はい?いいんですか!?」


凄い驚かれた…そりゃそうだよな。


でも『いいんですか!?』だから、いいんだよな? 

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