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不器用なタッシュ

第5章 『 好き 』?

すると一緒には、買い難い…


「ここで待ってて、俺買ってくるから。」


「はい…。」


不思議そうにしてる、香織を外に待たせて、俺は一人でコンビニに入った。


カゴに、アルコールやつまみを適当に放り込み…男のエチケットも買っておく。


今日…いきなり、そこまでイッたら不味いかな。


でも、2年も待たせたし…俺も1年耐えたし…。


とにかく、抱き締めたくて、触れたくて仕方なかった。


コンビニを出ると、香織は月を眺めながら、頬をつついていた。


ぷっ!何してんだ?


「お待たせ!」
「わっ!」


跳び跳ねそうなくらい驚いてる、一つ一つが二人だけのもんだと思うと、無意識に浮かれてしまう。

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