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不器用なタッシュ

第5章 『 好き 』?

しまった!


いつもの一足飛びをしちまった!


軽く触れて、直ぐに離すと彼女は目を開いて固まっていた。


どうしよう…


「まだ…時間ある?」


恐る恐る聞いてみる


「ダ、ダイジョブデス…。」


片言みたいな返事だったけど、大丈夫か…逃げられなくて良かった。


安堵感からか、テンションが一気に上がる。


「よっしゃ!飲み直し!」


今日の夜はずっと、香織と居たい!


この日をずっと、待ち望んでいたんだから。 


俺は、香織の手を引っ張って歩きだすと、慌てながら付いて来てくれた。


「コンビニで、ちょっと買い出しして行っていいかな?」


「はい!」


緊張してる香織の顔に、男の性が動く。


最近やってなかったから、一応アレ買っておくか…。

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