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不器用なタッシュ

第3章 高校時代

冬休みに入った。


倉持は友達と遊びに行くと言って、余り会わなかった。


俺も外に出るのが億劫で、部屋の中でもデッサンかゲームばかりしていて、たまに安岡を呼び出して、ゲーセンに行ったりしていた。


「嘉之~彼女と、上手くやってんの?」 


「あ~?解んねぇ。」


「はぁ?解って、解んないよ!」


「一緒に居て、何なんだろうな~ってさ!わっ!やりやがったな!」


「はは!ザマー!何なんなんだって…楽しいとか、可愛いとかさぁ~あるだろ?」


「まぁ…少しは。」


「キスくらいしたの?」


「はぁ!あっ!クッソ~変な質問しながら攻撃すんなよ!」


対戦モードで、安岡に連続技をかけられ負けた。


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