
不器用なタッシュ
第4章 シエロ
「へぇ~、あんま画家の半生とか興味なかったけど、意外に面白いね。で、この大量のチュッパはなんで?」
話に反応したのが嬉しかったのか、更にイキイキとした表情になり
「このロゴ、デザインしたのダリなんですよ。」
ウッソ!
そりゃ、本気で驚いた!
「マジっ!かっけぇ~!これ昔からあるのに知らなかったわ!俺も身近なものに浸透したものにデザインしたいてぇな!」
素で言うと
「出来ますよ!てか、しましょう!」
彼女も素だった。
「簡単に、言うなよ!」
その確信に照れ臭くなりながら、俺は素直に笑ってしまった。
■□■□■□■□■□
結局、大量のチュッパと画集を貰ってしまった。
「渡辺さん…本当に良い子だよな~。嘉之どうすんだよ!いい加減、気持ちに応えてやれば?」
「それこそ簡単に、言うなよ…。」
彼女は何で、展覧会に誘ってくれ、大量のキャンディを用意してガラの話をしたんだろうか…。
俺は本当に、子供だったんだ…。
彼女の深い愛情を受け止めずに、ただ貪るしか出来なかった。
それが、当たり前だって…。
話に反応したのが嬉しかったのか、更にイキイキとした表情になり
「このロゴ、デザインしたのダリなんですよ。」
ウッソ!
そりゃ、本気で驚いた!
「マジっ!かっけぇ~!これ昔からあるのに知らなかったわ!俺も身近なものに浸透したものにデザインしたいてぇな!」
素で言うと
「出来ますよ!てか、しましょう!」
彼女も素だった。
「簡単に、言うなよ!」
その確信に照れ臭くなりながら、俺は素直に笑ってしまった。
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結局、大量のチュッパと画集を貰ってしまった。
「渡辺さん…本当に良い子だよな~。嘉之どうすんだよ!いい加減、気持ちに応えてやれば?」
「それこそ簡単に、言うなよ…。」
彼女は何で、展覧会に誘ってくれ、大量のキャンディを用意してガラの話をしたんだろうか…。
俺は本当に、子供だったんだ…。
彼女の深い愛情を受け止めずに、ただ貪るしか出来なかった。
それが、当たり前だって…。
