テキストサイズ

秘密の派遣業務

第37章 新しい職場で

美穂「あ、紗江!おはよう!」

元気な声がオフィスに響く。

紗江「おはようございます。」

丁寧に挨拶をすると…

美穂「もう!敬語はやめてって言ってるでしょ?」

屈託のない笑みを向けられた。

紗江「先輩ですから。」

紗江もにっこり笑う。
ケジメだけはつけておきたかった。

美穂「本当に紗江は真面目なんだから…」

そしてお茶を出すのを手伝ってくれる。

こんな明るく元気な美穂が紗江は大好きだった。
自分にはない明るさが堪らなく眩しかった。

(…ここなら…頑張れそう…)

紗江はそう思った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ