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秘密の派遣業務

第34章 最後の夜〜桐沢の愛〜

紗江は桐沢の言葉を噛み締めていた。

『…一生変わらない…』

(…本当?だったら…言ってもいい…?)

紗江「…私も…愛してる…。直哉さんだけ…」

桐沢「…ああ…」

またキスを交わす。

紗江「…んっ…ん…」

甘い声が漏れて…また身体は熱く疼きだした。

紗江「…私…待ってる……いい?」

勇気を出した。

(…待ってろって…言って…お願いっ!)

言ってくれると思っていた。

だけど…

桐沢「…待たなくていい…」

桐沢の言葉に紗江は凍りついた。

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