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また直ぐに桐沢は紗江の身体を愛撫し始めた。

紗江「…え…な、直哉さん…？」

驚く紗江を熱く見下ろす。

桐沢「…足りる訳ないだろ？……」

…会えなくなるのに…
という言葉を桐沢は飲み込んだ。

(紗江を不安にさせたくはない。だが…俺が何も言わない事が紗江を不安にさせている…)

桐沢にはわかっていた。
紗江が桐沢からの言葉を欲しがっている事を…

でも…言葉にする事で紗江を縛り付けたくはない。
だからあえて何も言わなかったのだ。

熱いキスを交わしながら…

桐沢「…紗江…愛してる…。俺の気持ちは一生変わらない。」

紗江の目を見つめながら桐沢はハッキリそう言った。