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1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜

第9章 思い出



「ん゙ん゙っ!!」

 と、校長はあまりの騒がしさに咳払いをしたが、生徒達は自分の話に夢中で、注意をされている事など気にする様子は全くなかった。

 校長は目線をスタンドマイクに移すと、ギロリと教頭を睨み付ける。

 教頭はその視線に素早く気付いたようで、校長に軽く会釈すると、生徒達に向かい

「えぇ~静かにしなさい! このままだといつまでたっても朝礼は終わりませんよっ!」

 と言った。
 
 大声で教頭にマイクで怒鳴られ、ようやく生徒達は静かになった。

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