
1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜
第6章 決行
1キロの米を買ったのだが、夕方とはいえ真夏だ。
帰りの足どりはかなり重かった。
まぁついつい目移りして、お菓子や飲み物など、余計な物まで買ってしまったため、スーパーの袋を2つも持つ羽目になったから無理もないのだが……。
やっとの事で別荘に着いた。
流石に疲れたので、とりあえず香織は汗を流そうとシャワーを浴びに風呂場に向かう。
シャワーのお湯を身体に浴びるたび、何とも言えない痛みが全身に走る。
その痛みによって香織の復讐の炎は更に燃えたぎていった……。
『アイツら……絶対に許さない……』
