テキストサイズ

【夢小説】イケメン王宮 ユーリ

第2章 葛藤

月花が部屋を出て扉が閉まると同時に、
ユーリの表情から笑顔から消えた。


「ごめんね、月花様。
本当はお腹、空いてないんだけど…」


掠れた声で呟くと、
脳裏にさっきの月花の姿が浮かび上がる。


「あの格好でお世話されるのかぁ…」


ため息をつくと、
僅かに赤く染まった自分の顔を
右手で覆った。


「もつかな……?俺の理性……」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ