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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

「先輩何で?」

何で何でって

「うっ‥うるせーよ!」

日高の過去を知ってショックだった
しかも皆女ばっかで‥女?

「はいはい。そこまで(笑)橘さん次の人に質問して」

じゃ男は?

「ちょっと待て!」

男ともいっぱい付き合っていたのか?!

俺は日高以外の男を知っている
だけど‥日高には‥日高には俺が初めての男であってほしい…って都合良すぎか?

「なんだよ?なっちゃん?」

「男は?」

「男?はぁ?皆男だろ?モノついてんだろ?何言ってんだよ(笑)」

モノって生々しいんだよ!

「そ‥そうじゃなくて‥」

「何が?」

チラッと日高を見た

「クス。初めてだよ」

俺が初めての男?

カーと赤くなる顔

けど男は俺が初めてで嬉しいってか‥はっ恥ずかしい

なんだ?相川のヤツ?

「じゃ次橘さん♪大人マジカ」

「橘さん答えていないよ?」

河辺は空気の読めない天然かただのバカか?

「河辺いいんだよ」

兄さん?

「何で?僕知りたい♪」

「知らなくていい事だってあんだよっ!ナンパ野郎次日高に質問しろ‥」

「え‥ああ。」

よくわからないけど答えなくてよくなった俺

「大人マジカル♪次は橘さんから」

パンパン♪

「連れて行ってあげたい場所は?」

何だその質問?
普通の質問じゃんか!!
日高ずりーぞっ
俺の席と代われよっ
鮫島の隣に来い!

連れて行ってあげたい場所?

「実家♪(笑)」

「はっ!?実家ってお前なっ」

先輩が畳に手をついて突っ込んできた

「まだ行っていないのか?手作りとは言え結婚したんだし正式に挨拶行かないといけないな?なつめ君(笑)」

違うだろっ背高ノッポ
ここはもっと他にディズニーランドとか行かないのか?って聞き返すとこだろっ?

‥日高の実家?

両親何してる人なのかさえ知らねーのに行くのか?
挨拶は!?どんな挨拶すればいい?
何て言えば?どんな格好して行けばいいんだ?

「先輩(笑)大丈夫だから♪ちゃんと生きて帰って来れるって(笑)」

先輩ガチガチになってる
まるで氷みたい‥かわい♪(笑)

生きて?生きて?

まっまさか!!
日高の実家も極道?
だとしたら日高は跡取り息子?

嘘だろ‥おいっ?!

「なっちゃん?大丈夫か?」

相川の様子がだんだん変になっていく

のそっと立ち上がった相川

先輩?

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