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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第41章 小野寺さんと橘さんと俺と先輩

ワンワン♪ワンワン♪

白先輩も先輩の後を追って行って残された俺一人

白先輩の食べた食器を洗いながら思った。

白先輩先輩にえらい懐いたなよな‥

まさか似た者同士だったりして?

いやいや白先輩に限ってそれはない

俺の苦難が二倍に増える

けどそれも有りかな~なんて♪

ジャー‥キュッ♪

食器も洗い終わり部屋に入った

ワンワン♪ワンワン♪

白先輩は荷造りしている先輩の周りを飛び跳ねてはしゃいでいた

「モコモコはお留守番♪お土産買ってきてやっからいい子にしてろよ~♪」

ワンワン♪ワンワン♪

「こらっモコモコ!それ俺のパンツ返せっ」

白先輩が先輩のトランクスくわえて、それを引っ張る先輩

「(笑)」

「日高笑ってねーでパンツ引っ張れっ」

「もうあげたら?(笑)穴開いてるかもだし」

穴‥‥‥

「チッ‥」

先輩がパンツ引っ張る手を離したらトランクスくわえて楕円形のベッドの中に持って行った白先輩

嬉しそうに先輩のトランクスひっかいたり口にくわえたりして遊んでいる

モコモコは日高に似た
俺に似ればいいのに日高に似た

Hでスケベで変態の日高に似てしまった

俺のパンツ持ってった

「俺も白先輩にシャツあげよう♪」

「何でそんな事すんだ?」

「匂いがあれば寂しい気持ちが和らぐだろ♪」

寂しい?

「あっ‥」

何だろ?何か思い出したような先輩

「どうしたの?先輩?」

「いや‥何でもないっ」

「なんだよ(笑)言えよ?」

「うるさいなっ早くお前も旅行の準備しろよっ」

日高が入院してる時寂しくて日高の香水ベッドにふりかけたら日高が側にいる気がして安心して眠れたんだった

「なんだよ?ケチっ!」

「ケチ!?俺はなっお前の香水ベッドにふりかけたからケチなんかじゃねーの!しかもたっぷりな(笑)」

あっかんべえして鼻で笑ってやった

「いつ?」

ハッ!しまった
ケチと言われてうっかり墓穴掘ってしまった‥。

「ねー?いつ?先輩」

「うるさいっ」

「ねー?いつなんだよ」

慌てて荷物詰め始めた先輩の手首を握った

「言わないっ」

「ケチ!やっぱり先輩はケチん坊だな」

「俺はケチじゃない!」

「じゃいつだよ?」

ケチと言えばムキになる先輩って単純

「忘れた」

ざまぁみろ!
忘れたと言われた方の気持ち思い知れ

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