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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第40章 芽生え始めた小さな恋の花

天ぷらと味噌汁が出来た頃丁度頼んだお寿司もやってきた

「いただきます♪」

サクサクッ♪
サクサクッ♪

あちこちで天ぷらのサクサクとゆう軽い音がする

「こりゃ最高だ!頭イケますぜ♪」

「当たり前だ橘さんが作ったんだからな」

「小野寺さんっ恥ずかしいからっ」

「うん!旨い♪」

「これイケるぜ♪」

「美味しい♪」

「味噌汁も磯の香りがいい♪」

皆美味しい!と言って食べてくれた

《良かった《良かったですね》》

目が合う俺と橘さんそれはまるでテレパシーのようだった


「お邪魔しました♪頭車出してきやす」

「ああ‥ご馳走様でした。(また作って下さい)お邪魔しました」

小野寺さんが帰り際に耳元で言ってくれた言葉がすごく嬉しかった



そういえば後1つプリン残っていたな‥

宿泊券のお礼に近藤君にあげるか?

近藤君に電話した

「もしもし?近藤君?」

『ぜんぜぃ?ゴホッゴホッ!』

「君治ってなかったのか?」

『治っだんですけど‥ぶりがえじまじたズルズル』

「それは災難だね‥相ちゃんとプリン作ったんだけど食べれないか?」

なつめさんと!?

『いだだぎまず!ゴホッゴホッ‥取りにいげないんで持っでぎでぐれますが?ゴホッ!』

「いっいい‥けど‥しんどそうだね‥」

『大丈夫でずズルズル‥住所言いまずね‥』




電話を切った後プリンを持って近藤君のマンションに伺った

ピンポーン♪

『あ゛い?』

「近藤君?橘だけど‥」

ガチャと開いた玄関

「ぜんぜぃゴホッゴホッ!ありがどうございまずぅっズルズル‥」

かなりしんどそうだった‥

「こっこれプリン!早く風邪治るといいねっお大事に‥」

早く帰らないと移りそうだった

「あ゛っぜんぜぃ待っでぐださい゛ゴホッゴホッ!」

近藤君が部屋に戻って行き帰ってきたかと思ったら渡された物

温泉旅行の宿泊券?

「けど‥君?」

「期間ないじ‥」

期間?

「僕行げないんで‥もっだいないがら誰が変わりに誘っであげでぐだざいゴホッゴホッ!」

近藤君‥

「ぜんぜいも気をづけでぐださいね」

ガチャと閉まった玄関

「‥‥‥‥」

神様がくれた贈り物みたいに思えた宿泊券

近藤君には申し訳ないけど感謝した宿泊券

小野寺さん誘ったら来てくれるかな‥

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