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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第40章 芽生え始めた小さな恋の花

「先輩♪気持ち良かったな(笑)ボン!と置いた時のあの驚きよう(笑)傑作!無事土地買えたしさ♪やっぱ先輩と来て良かったよ♪」

今なら大木で殴ってもケラケラ笑うであろう日高と並んで歩いて帰ったマンション


「ただいま~♪」

「‥はぁ‥‥‥」

土地買っただけで浮かれんなバカ!

バタバタ走ってきたナンパ野郎

「お帰りー!相ちゃん魚どうしよう?!」

いきなり魚どうしようと言われても何の事だかさっぱりわからない俺

「魚が何!!」

何怒っているんだ?

「あれ?小野寺さん来てるんだ♪」

小野寺さんに土地買えた事報告しなくっちゃ♪

日高君が元気良く走って行った

喧嘩した訳じゃなさそうだな‥


「だから!魚が何な訳!!!!」

‥‥‥‥。

「いや‥いい」

はぁ?!

そう言ってナンパ野郎がリビングに戻って行く

なんなんだよ‥



「あっ高場さんもいる~♪小野寺さん♪聞いて♪」

ニコニコ笑顔の一樹が話しかけてきた

「どうした一樹?」

聞いて♪聞いて♪と言うわりに言おうとしない

「日高の兄貴どうしたんですけぇ?」

「実は~♪」

「小野寺さん私買い物に行って来ますね少し待っていて下さい♪」

橘さんが邪魔をした
ガタンと立ち上がった小野寺さん

「私も一緒に行きます」

えーっ!!
小野寺さん行っちゃうのー!!?

「ダメ!ダメ!小野寺さんは行っちゃダメだって!」

一樹が俺の服を引っ張った

「日高君も来る?そこのスーパーだけど♪」

何で俺まで行かなきゃいけないんだ?

橘さん一人で行けば
‥‥‥‥!

あっ!小野寺さんと橘さんカップルだったんだ‥

「俺家で待ってるからごゆっくり(笑)」

ごゆっくり?

「‥‥‥?」

「‥‥‥?」






小野寺さんとマンションから歩いて数分のスーパーにやってきた

「小野寺さん?何が食べたいですか?♪」

とびっきりの笑顔で顔を覗き込んできた橘さん

かわいい‥

「小野寺さん?」

「えっあっ‥橘さん」

俺?

何が食べたいですか?と聞いたら俺と答えた小野寺さん

カーと赤くなる俺の顔

小野寺さんってsexも情熱的なんだ‥

だから洞窟であんなに‥

「どうしました?橘さん」

「はっ恥ずかしいですっあんな事っ」

真っ赤な顔した橘さんが俺の肩叩いた

恥ずかしい?あんな事?何がだ?

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