
。+゚僕は君に恋をした。+゚
第40章 芽生え始めた小さな恋の花
潮風に靡く橘さんの少し茶色がかった髪
ヒラヒラ~♪
どこからともなく舞い降りてきた花びらが橘さんの髪の毛に引っかかった
「橘さん動かないでじっとしてください」
えっ‥
まさか‥キス?
俺はゆっくり目を閉じた
「はい♪クス」
はい♪と言われ目を開けると一枚の花びらを持っていた小野寺さん
恥ずかしいっ
「すみませんっあり‥ありがとうござい‥ます」
花びらを受け取った俺
「期待‥しましたか?」
真っ赤な顔した橘さん
「べっ別にっ私はっそんなキスなんて‥」
何言って‥
何自分から自爆してんだ俺っ
小野寺さんに両肩掴まれ向き合った俺たち
チュッ‥
そっと優しくキスしてくれた小野寺さん
「行きましょう」
「‥‥‥‥」
恥ずかしいっ
すごく恥ずかしいっ
しばらく歩いていると小さな洞窟が見えてきた
「あっ小野寺さん?洞窟」
「入ってみましょうか」
足を踏み入れた暗~い真っ暗な洞窟内
ピトン‥ピトン‥
上から雫が落ちる音だけが響き渡る洞窟内
こっ怖いっ
洞窟があるなんて言わなきゃよかった!
「橘さん大丈夫ですか?」
橘さんの手は汗ばんでいて僅かに震えていた
「おっ小野寺さん引き返しましょうっ」
「怖いですか?」
その時足元に何かが触れた
「ひゃあーっ!!!」
橘さんが抱きついてきた
ガシッと受け止めた俺
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
暗くて顔は見えないけれど、その場の空気と抱きしめた時の感触でわかる橘さんの動揺
「おの‥小野寺さん‥」
「何ですか?」
非常識だとわかっている
わかっているけどまたあの時みたいなキスをしてほしい
「橘さん?」
「いえ…何でもありません。すみませんでした‥」
ゆっくり離れようとする橘さん
俺は橘さんを引き寄せた
「小野寺さん!?」
「黙って」
小野寺さんの暖かい唇が俺の唇に触れ
冷やっとした真っ暗な洞窟内で俺たちの周りだけ暖かくなっていく
小野寺さんの手が俺の腰の窪みに触れ‥
「嫌っ‥小野寺さん!?」
「嫌‥ですか?」
本当は嫌‥じゃない‥
だけど‥
いつ人が訪れるか知れない洞窟内
滅多に人なんか来ないかも知れないけど野外でするなんて‥
「橘さん‥」
また小野寺さんから熱い口づけをされ‥
俺は‥
俺は‥
溶かされてしまった。
ヒラヒラ~♪
どこからともなく舞い降りてきた花びらが橘さんの髪の毛に引っかかった
「橘さん動かないでじっとしてください」
えっ‥
まさか‥キス?
俺はゆっくり目を閉じた
「はい♪クス」
はい♪と言われ目を開けると一枚の花びらを持っていた小野寺さん
恥ずかしいっ
「すみませんっあり‥ありがとうござい‥ます」
花びらを受け取った俺
「期待‥しましたか?」
真っ赤な顔した橘さん
「べっ別にっ私はっそんなキスなんて‥」
何言って‥
何自分から自爆してんだ俺っ
小野寺さんに両肩掴まれ向き合った俺たち
チュッ‥
そっと優しくキスしてくれた小野寺さん
「行きましょう」
「‥‥‥‥」
恥ずかしいっ
すごく恥ずかしいっ
しばらく歩いていると小さな洞窟が見えてきた
「あっ小野寺さん?洞窟」
「入ってみましょうか」
足を踏み入れた暗~い真っ暗な洞窟内
ピトン‥ピトン‥
上から雫が落ちる音だけが響き渡る洞窟内
こっ怖いっ
洞窟があるなんて言わなきゃよかった!
「橘さん大丈夫ですか?」
橘さんの手は汗ばんでいて僅かに震えていた
「おっ小野寺さん引き返しましょうっ」
「怖いですか?」
その時足元に何かが触れた
「ひゃあーっ!!!」
橘さんが抱きついてきた
ガシッと受け止めた俺
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
暗くて顔は見えないけれど、その場の空気と抱きしめた時の感触でわかる橘さんの動揺
「おの‥小野寺さん‥」
「何ですか?」
非常識だとわかっている
わかっているけどまたあの時みたいなキスをしてほしい
「橘さん?」
「いえ…何でもありません。すみませんでした‥」
ゆっくり離れようとする橘さん
俺は橘さんを引き寄せた
「小野寺さん!?」
「黙って」
小野寺さんの暖かい唇が俺の唇に触れ
冷やっとした真っ暗な洞窟内で俺たちの周りだけ暖かくなっていく
小野寺さんの手が俺の腰の窪みに触れ‥
「嫌っ‥小野寺さん!?」
「嫌‥ですか?」
本当は嫌‥じゃない‥
だけど‥
いつ人が訪れるか知れない洞窟内
滅多に人なんか来ないかも知れないけど野外でするなんて‥
「橘さん‥」
また小野寺さんから熱い口づけをされ‥
俺は‥
俺は‥
溶かされてしまった。
