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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第36章 ついに来た!桜木大学最大のイベント桜木祭

日高と呼吸を合わせて一歩一歩歩むウエディングロード

幼かった頃から今までの事が走馬灯のように思い出される

幼い頃から父親がいなくて母さん1人でここまで育ててくれた

大学に入って黒川教授と出会い俺は与えられなかった男の優しさに触れ身体の関係をもった


ある日金髪の青年と出会い
いつしか恋に落ちて
彼が俺に与えてくれた宝

それが本当の愛だと知った

真っ直ぐ歩いて正面に来た時

「なつ兄おめでとう!」

河辺?

「相ちゃん良かったな♪」

ナンパ野郎まで‥

日高と手と手を重ねて歩くウエディングロード

「ゥッ‥クッ‥」

涙が溢れ出てきて二重にも三重にも見える幸せへと続く道

ぎゅっと手を握ってくれた日高が優しく微笑んでくれた

俺は‥

俺は‥

日高と歩む事をここに誓う

もう俺迷わねーから


ゆっくりゆっくり日高と歩くキャンドルライトの炎が揺れるウエディングロード

先輩の手が震えていた

先輩大丈夫だよ‥

俺があなたを全身全霊を持って守っていきます。

ウエディングロードも中盤に来た時小野寺さん鴨倉さん高場さんにおじいさんもキャンドルライトを持ちながら賛美歌を歌ってくれていた

皆と目が合った俺
少し照れくさい

『一樹お前は最高の男だ俺の夢も一緒に叶えてくれてありがとう』

キャンドルライトが揺れ賛美歌が響き渡る体育館内

黒川教授がいるのが俺には見えた

「先輩」

目線の先には黒川教授‥

キツく握られた先輩の手

俺は先輩の手を握って2人揃って軽く頭を下げた

私は彼らのとった行動に胸を強く打たれた

迷い混んできた可愛い子羊が狼ではなく立派な青年と出会い結ばれた


賛美歌が鳴り止んだ時

1人の神父様が俺と日高の前に現れた

神父様が誓いの言葉を述べようとした時ポロッととれた付け髭?

慌てて付け直す神父様

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