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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第36章 ついに来た!桜木大学最大のイベント桜木祭

「ケーキは3種類の中からクッキーは2種類っどれにすんだよっしますかって!?」

「じゃ♪抹茶のシフォンケーキにするよ♪」

「(え‥っと‥抹茶のシフォンケーキ‥とホットコーヒー‥っと)」

「ちょっと聞いていい?」


鉛筆持って伝票に書いている食パン君

「何をだよっ?忙しいんだ俺はっ」

「‥‥スカートの中何か履いているのか?」

「は?」

「いやだから何か履いているのかって」

「うるせーよっ//」

ゴン!

「痛っ」

歩く度にチラチラ揺れるフリフリのスカートの中から見えた白いフリルのパンツ

細い脚と脚の間から見えた景色は絶景だった。

トレーで叩かなくても‥


「日高?お前の衣装はこれとこれと後は‥」

騒がしくファッションショーの準備に取りかかるクラスメート達

「ちょっとトイレ行ってくる」

今抜け出さないと先輩のクラスに行けない

俺だけこっそり抜け出してやってきた先輩の教室

鮫島先輩なんちゅう格好してるんだよ(爆)

「あっ日高君♪橘さんも来てるから中入りなよ♪」

「えっ橘さん?来てるんですか?」

「ああ♪あそこの席に座ってる♪」

鮫島先輩が指差す方にいた橘さん

教室に入って橘さんに声かけた

「橘さん来てくれたんだね♪」

「あー日高君♪ずいぶん繁盛してるみたいだよ♪」

橘さんの目線の先にいたのは

「先輩!?!!」

俺が接客していると聞こえてしまった日高の声

「ひっ日高!?」

先輩がトレー持って走ってきた

「うわっ!ちょっと先輩!?」

先輩が俺を奥の部屋へ連れ込んだ

《何で来るんだよっ!?》

「何でって‥」

《しーっ!でっかい声出すな!》

俺普通に話してっけど?
何でひそひそ話しなくちゃいけないんだ?

「先輩かわいいね♪チューしたくなる」

《うるせーよっって‥おい!?やめっんぅんっ》

「先輩の方こそ声ヤバイだろ」

《だったらこんな場所ですんなって‥っぅんっひだっんぅ》

ねっとり絡まる舌と舌

だんだん力が抜けていく

ガッシャーン!

「何だ?今すごい音したぞ?」

「あーすみませんお客様っ」

パンダの格好した男が急いで戻って行った

力が抜けて持っていたトレーを落としてしまった

「誰かいるのか?」

《ヤメッ‥ッヒダッンン》

《シッ!センパイ‥》

何だ?誰もいないのか‥

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