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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第32章 俺たちの‥

「貴方は‥」

「え?雅人さんも知ってるの?知り合い?」
え‥?って顔した雅人さん

「日高君知らないのか?」

何を?

「日高早く帰ろう‥俺腹減った」

「え‥あ‥うん…」

抱きついたまま離そうとしない先輩

「先輩‥離してくれないと動けないよ(笑)」

嫌だと口にはしなくても俺のシャツの前をぎゅっと握って離さない先輩

「君日高君が困ってるよ(笑)」

雅人さんが先輩に言ったら俺の中から顔を上げた先輩

「困ってなんかない!困ってなんかないよな‥な?日高?」

そんな顔して上目遣いされたら俺‥

チュッ‥

我慢できずにキスしたら真っ赤な顔してすぐ離れた先輩

「バッバカか!行くぞっ」

ひっ日高のヤツ何考えてんだっ!?
人前でキスなんかしやがって!
けど‥キスされてすごく嬉しい俺がいた


「先輩待って♪今日湯豆腐楽しみだな~俺♪」

先輩の肩に腕まわして抱きついたら先輩が俺の腕持って払いのけようとした

「お前はマロニー食ってろ!」

「何でだよ!?ふーふーして食べさせてよ♪」

ふーふー?!バカだろっ

「できるかよっもう!くっつくなっ離れろっうっとうしい!」

「先輩本当は嬉しい癖に(笑)」

「黙れっ嬉しい訳ないだろ!離れろよっ」

そう言いながら腕まわした手を握ってくれた先輩




「鮫島君彼らって」

日高君とその彼を優しい眼差しで見つめていた鮫島君

「アイツらはアイツらであれでラブラブなんですよ(笑)じゃ…俺日高君らと一緒に帰ります」

そう言って日高君の後を追った鮫島君

「ラブラブね‥クス」

俺も自分の愛車に乗って帰る事にした




車中での事

「おい!?ナンパ野郎!何で鮫島と日高が後ろなんだよっ」

「君ね‥車内でされたら困るからだろ(笑)」

「されたらって何をだよ‥」

ナンパ野郎が運転しながら俺の耳元で

「アン‥アンッ」

生々しい発音で言ってきやがった

カーと赤くなる俺の顔

「なっちゃん妬かないの?(笑)」

「誰が妬いてなんかっ」

振り向いたら日高が鮫島の肩にもたれて眠っていた

「日高お前っ起き」

起きろよな!って怒鳴ろうとしたら鮫島が人差し指立てた

「チッ‥」

俺はまた前を向いた

「そういえば何でナンパ野郎なんだ?ってか紹介してよなっちゃん(笑)」

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