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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第29章 日高の禁欲生活

またベッドで眠っていた彼の方から苦しそうな声が聞こえてきた

「病院行くか?」

カーテンを開けたら汗をびっしょりかいている彼がいた

「身体拭いてやろうか?」

私はタオルを持って彼のシャツのボタンを一つ一つ外していくと

え‥‥‥

キスマーク?

彼の身体には幾つものキスマークがついていた

「これは‥」

白い艶のある色っぽい肌に赤いキスマーク

私は‥

「‥っ‥は‥っん‥ん‥」


私は彼のキスマークに吸い寄せられるようにキスをしてしまった

何?日高?
昨日あんなにしたのにまだ足んねーのか?

俺は腕をまわした

彼が腕を私の首にまわしてきた

腕をまわすって事は男に抱かれているのか?

彼のくっきりついた首筋のキスマークにキスを落とし舐めて吸った時

「‥いっダメっんっ」

かわいい声をあげた
綺麗な顔に艶のある色っぽい魅力的な身体細い腰

私はそのまま首筋にキスをした


「日‥高っんっはあっんあうっ」

日高?日高って誰だ?
彼氏か?

私はキスをやめ身体をタオルで拭いてあげてると彼が目を覚ました

「え?ちょっ自分でするから!」

私からタオルを奪い取ると見るな!と赤い顔をした

日高って誰だ?

私は彼が呼んだ日高って男?が気になった




「もう大丈夫なのか?」

「失礼しま‥した」

ピシャッ‥

あのまま保健室にいたら何されるかわからない危機感を感じた俺は保健室を出た

廊下を歩いていると
「なっちゃ~ん!」

鮫島?

ばふっ♪抱きついてきた鮫島

「お前なっ」

「大丈夫かよ‥」

え‥‥‥

耳元で心配そうに言う鮫島

鮫島の背中をポンと叩いた俺

「大丈夫だから」

少し身体を離した鮫島

「良かった」

むちゃくちゃ笑顔で言われると何だか照れくさくなる俺

「なっちゃんボタンちぐはぐ」

慌てて出てきたから
ボタンをはめ直そうとしてボタンが全部外れた時

「やっぱり昨日あれからしたんだ(笑)」

「何言って」

「キスマークついてる」

え‥‥‥

鮫島の指差す胸を見るとくっきりついていたキスマーク

アイツ!バカ日高っ

慌ててシャツを握った俺

「やっぱり無理だったか(笑)」

「違げーよ!日高は」

「日高は何?」

日高は約束守るって言ったんだ

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