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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第29章 日高の禁欲生活

「そう!モグッ‥好きな相手だからキスしたくなる触りたくなる抱きたくなる。‥モグッまぁ本能ってやつだ‥モグッ」

本能?

「個人差はあるが‥モグッ‥日高君の場合は特に性欲が強いんだろ。モグッ‥なっちゃんの場合は本当に好きな相手じゃない相手と関係を持ってたから求める事も少なかった。モグッけど本当に好きな人つまり日高君だから求められると反応してしまう!簡単な事だろ?モグモグッ」

日高だから?

「なっちゃんも食えよ?♪」

「あっ‥うん‥」

うんとかかわいいなぁ~相川のヤツ

「わかったか?なっちゃん?」

「ん‥」

わかったようなわかっていないような反応だな…

「今日家行ってもいいか?」

「何でだよ?」

いきなり普段の相川になるなよ‥
せっかく可愛かったのに

「なっちゃんがわかったようなわかっていないような反応するからだろ?」

鮫島の言ってる意味がわからなかった俺

「とにかく一緒に帰ろうな♪」

「ああ‥」

ファミレスを出て教室に戻ろうとしたら日高が教室の前で足と腕組んで機嫌悪そうに立っていた

「先輩昼!どこ行ってたんだよ!」


「昼?あー鮫島と‥」

「鮫島先輩と?2人で?どこに?」

日高の顔が見れない
ヤバッどうしよう

鮫島がいきなり俺の肩に腕組んできた

「俺の用事に付き合ってもらったんだよな?なっちゃん?」

ウィンクした鮫島

鮫島‥?

「あー。ああ‥」


「本当に?」


俺の肩に腕組んでた鮫島が腕を外して日高の前に立った

「今日日高君となっちゃん俺の3人で家まで帰ろうな♪」


え‥‥‥? 何で?

「これも俺の用だから(笑)」

先輩を見ると曇った表情をしていた

不安になる

「日高わかったなら教室帰れよ‥」


先輩は俺を置いて教室に入って行ってしまった

鮫島先輩が俺の肩に腕組んで

「なっちゃんの悩み解決手伝ってやってよ♪日高君♪」

悩み?

「先輩何か悩んでんですか?」

詳しくは家でと言ってウィンクして教室に戻ってしまった鮫島先輩


なんなんだろう?

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