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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第29章 日高の禁欲生活

鮫島ならわかるのかな?

この気持ち‥

キーンコーン♪カーンコーン♪
昼休みのチャイムが鳴った

「鮫島?」

俺は日高に言われた事で頭がいっぱいになって鮫島に見られていた事なんて忘れてしまった

「なっ何だよ?」

悪戯心で見てしまった一部始終

内心ドキドキしていた

「お前1日何回だっけ?」

え‥‥

「何で?つか昼飯行こうぜ」

「今日は外で食おう‥」

外?

「何で?」

何でって‥言われても

「早くしないと日高が来ちまうだろ?!」

は?日高君?

「鮫島!!早く来い!!」

俺と相川は人の目を避けるように外にランチに行った

いらっしゃいませ~♪

大学近くのファミレスに入った相川と俺

「で?お前ら何かあった訳?」

相川がいつもの相川じゃないような気がした

「俺と‥お前はダチ‥だよな?」

そう言ってきた相川
「あー切っても切れねー縁だな…」

「‥‥‥‥」

いつもなら気持ち悪いんだよ!とか言ってくる相川が言ってこなかった

俺は出された水を一口飲んで相川に聞いた

「何か話たい事あるんじゃねーのか?」

「‥‥‥‥」

俯いたままの相川

「どうしたんだよ?」

「俺‥お前とはダチでいたいから‥お前の事信用して話すな…」

なんだ?深い話か?

俺は相川の話を聞く事にした

「日高は1日何回でも俺を求めてくる‥けど‥‥‥俺は‥」

俺は‥から話が続かない

「俺は‥‥」

「なっちゃん一回水飲め」

出された水を相川の前に差し出した

ゴクッ!

「落ち着いたか?」

頷く相川がいた

重い話なのか?

すると相川が話出した

「俺は‥寂しさや温もりだけを求めて今まで他の男に抱かれてきた‥」

抱かれてきたって‥相川?

「だから1日何回もしたい日高の気持ちがわかんねー。それに俺は1ヶ月に一回でもいいと思ってるのに日高相手だと1日何回でも身体を許しちまう‥俺おかしいのかな?こんな事相談出来んのお前だけだから‥」

「おかしくないと思うけど♪」

え‥‥‥

「なぜなんだ!?」

お待たせしました~♪

注文したランチが運ばれてきた

「とりあえず食いながら話そう」

「うん‥」

あの相川がうんって言った

「それは‥モグッ好きな相手だからだぜ‥モグッ」

「好きな相手?」

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